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苅田町議会で緊急対策委員長を選出

苅田町議会は緊急対策特別委員会の委員長に屏議員を選出。宿泊税などの議案も質疑を経て付託。
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令和2年6月11日、苅田町議会は第3回定例会を開催した。

議事では、緊急対策特別委員会の正副委員長互選結果の報告が行われた。委員長には屏 正隆議員、副委員長には村上 智宣議員が選出されたことが明らかになった。これにより、今後の緊急対策に向けた道筋が整いつつある。特別委員会は地域の重要な課題への対応を検討する役割を担っている。

次に、議案質疑が行われた。議案第53号の令和2年度苅田町一般会計補正予算(第5号)については、歳出全般の質疑が実施されるも質疑を行う議員は現れなかった。さらに、議案第54号から第62号までの案件も質疑はなく、円滑な進行がみられた。特に議案第55号の苅田町固定資産評価審査委員会条例の一部改正においても同様であった。

梶原 弘子議員からは、苅田町職員の特殊勤務手当についての質疑がなされた。火葬場に関わる勤務状況に対して、特別な手当についての質問が寄せられたが、総務課長 本丸 尚禎氏は、火葬場が委託業務であるため該当はないとの回答をした。これには、行政がどのように外部業者とわかり合い、保障を図るかが重要とされる見解が示された。

次に、宿泊税交付金基金条例についての質疑で、苅田町は年間おおむね1300万円の収入見込というが、コロナ禍で宿泊客が減っている現状が影響するとされ、約100円の宿泊税の一部が各自治体に分配される旨の説明があった。観光振興に結びつけるための施策が今後必要とされることが議論された。この基金の使途は観光案内設置やイベント開催など多岐にわたるが、具体的な施策立案には今後の収入確保が鍵となる。

さらに、土地開発公社に関する議論もなされ、公社が管理する土地の有効活用についても再考の必要が指摘された。公社の現在の運用状況を考慮し、地方自治体としての役割を再評価し、適切な対策を求める意見が多くの議員から寄せられた。

これらの議論を経て、最後に議案11件が各委員会に付託されることとなった。

本日の議事は無事終了し、地域の未来を見据える意義深い時間となったといえる。

議会開催日
議会名令和2年6月苅田町議会定例会(第3回)
議事録
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