苅田町議会は令和2年9月定例会(第4回)を開催しました。
議会活動の報告において、議長の坂本東二郎氏は、公職選挙法の改正が成立したことを強調しました。これによって町村議会議員選挙における選挙公営が拡充され、を通じた果たされるべき役割が強調された。また、自治功労者表彰式では、沖永副議長が表彰され、議会の活発な活動が報告されました。
町長の遠田孝一氏は新型コロナウイルスの影響について報告しました。感染症の拡大防止に努め、町内での陽性者確認が16名と説明しました。これを受け、SNSを用いて注意喚起が行われているほか、職員も感染防止対策を強化しています。
また、平成31年度一般会計決算では黒字が報告され、歳入は144億4,494万2,000円、歳出は136億6,364万6,000円とされ、財政運営の健全性が示されています。歳入の増加要因には、個人分町民税や固定資産税の増加が含まれています。財政健全化の指標も改善が見込まれ、財政調整基金の積み立ても行われています。
さらに、決算特別委員会の設置についても議題に挙げられ、特別委員会の委員に梶原弘子議員、曽根信美議員、副委員長に友田敬而議員がそれぞれ指定されました。議会としてさらなる透明性を求めていることが感じられます。
新型コロナウイルス感染症に関連する専決処分についても説明されました。感染拡大防止のための予算措置が新たに求められています。議案は多数提出され、議会はしっかりとした審議を行っています。