令和5年2月21日、大野市議会にて第432回臨時会が開かれた。
今回の臨時会では新議長と副議長の選出が行われ、新たな市政運営が始まることが期待されている。議長には堀田昭一氏、副議長には林順和氏が選ばれ、それぞれが就任のあいさつを行った。
堀田議長は、当選の光栄を強調し、少子高齢化や自然災害などの課題に対し、市議会の重要性を述べた。さらに「持続可能なまちづくりは市民、行政、議会が一体となって取り組むべきである」とし、誠心誠意で議会の運営にあたる意向を表明した。
一方、副議長である林氏も、議会の重要性を踏まえ意気込みを述べた。他の委員会の選任も行われ、医療や地域づくりなど幅広く市政に関する施策が進められる見込みである。特に教育や経済活性化、脱炭素社会の実現が重要視されており、さまざまな施策への取り組みが期待されている。
加えて、石山志保市長も臨席し、最近の大野市議会選挙における市議の当選を祝賀するあいさつを行った。市長は市民との協働を強調し、「2030年の将来像「人がつながり 地域がつながり 住み続けたい結のまち」を目指す」と述べ、地域の活性化を図る姿勢を示した。
今後、大野市議会は新たな体制で、地域貢献に向けてさまざまな課題に挑む。市議会は、地域課題の解決に向けた具体的な方針やプランを模索し、積極的に市民との対話を進める重要な役割を担っていく。これまで以上に市民とのつながりを持ちながら、実効性のある政策を展開することが求められる。