令和2年6月8日、一般質問では、野村勝人氏が新型コロナウイルス感染症への対応に関連する質問を行った。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、学校は3月2日から臨時休校を実施した。この判断は、学校関係者や市民に大きな混乱をもたらしたと指摘した。
給食業者やスクールバス事業者も影響を受け、経済的負担が増大したと述べる中、一律10万円の特別定額給付金の迅速な支給は評価されているとしても、依然として観光業などは回復が見られず、経済的支援が必要であると強調した。
また、感染状況の変化に伴って、PCR検査体制の見直しが必要で、そのために大規模な検査体制の構築が不可欠であるとも訴えた。感染者を早期に発見し、適切な医療を提供することで、医療崩壊を防ぐ必要があるとした。
さらに、医療従事者への支援の必要性や、人々の生活を支えるために市が取るべき対策の重要性にも言及した。特に、医療用資材が不足している場合の支給策の検討を求めた。
加えて、在宅介護の負担軽減や、介護施設の個室化支援の検討、医療従事者などへの特別手当の支給についても質問が行われ、介護・福祉従事者の負担を軽減すると共に、安心して働ける環境の整備が求められた。
新型コロナウイルスの影響が長引く中、市民生活や地域経済に対する配慮が重要です。市長はこの厳しい状況を乗り越えるためには、基盤を見直し、新しい生活様式のもとで持続可能な社会を実現していく必要があると述べた。