令和4年6月22日に開催された浦安市議会では、当代島地区のまちづくりや高齢者福祉、子どもの育成といった重要な事項が議論された。
議会では、芦田由江議員が当代島地区のまちづくりに関して市の見解を求めた。特に、今後の公園や広場の設置状況や、子育て支援機能の充実が重要視されている。市は、現在ある認可保育所について、園庭の有無や近隣の公園との連携状況に注意を払っており、園児の遊び場が不足していないことを確認した。
また、高齢者福祉に関する議題も取り上げられた。健康遊具の設置について芦田議員は、当代島地区には健康遊具がまだ導入されていないことを指摘し、導入を進めるべきとの意見が示された。市の担当者は、導入に向けた検討を行っていると答弁した。
さらに、議会では現状の道路整備や公共空間の利用についても話題となった。高齢者の活動の場や外遊びの場が必要であることが強調され、地域住民の要望を踏まえたマチづくりが求められている。
特に、災害時の対応として避難場所の役割も重要視されており、市は防災まちづくり方針の策定に向けた検討を進めている。市長の内田悦嗣氏は、各地区のニーズに沿った避難場所の確保に努める意向を示した。
最後に、議会ではポイ捨て禁止条例の必要性ついても話し合われた。清掃活動や啓発活動を推進する中で、明確な罰則規定の導入が市民のマナー向上につながるとの提言があり、都市環境の整備が求められる場面が増えていることも確認された。市としても、清掃活動を支援していく考えを示している。