令和元年第3回定例会において、一般質問が行われ、さまざまな重要課題が議論された。
主に取り上げられたテーマは、子ども達を守る取り組みと国民健康保険事業である。まず、芳井 由美議員は「子ども達を守る取り組みについて」、特にいじめ問題に対する現状と対策について質問した。いじめの深刻さを指摘し、早期発見や解消の取り組みが求められると強調した。
また、国民健康保険の健康維持のため、医療費の抑制や適正服薬の推進に関して具体的な取り組みについても尋ねた。現状の多剤重複薬剤問題の解決に向けた対応を求める声が上がった。
上野 賢一議員は、「防災・減災について」触れ、特に災害時の取り組みの重要性を訴えた。災害コールセンター設置の必要性や、他自治体との連携の強化を提案し、さらなる災害対策の徹底を促した。
次に、交通安全対策やシニア層への配慮も話題に上った。吉村 啓治議員は、高齢者の自動車運転や免許返納の取り組みを取り上げ、社会全体での安全運転促進を訴えた。さらには、病児保育や病後児保育の支援体制の強化も議題となり、末益 隆志議員が利用状況と課題について質問した。
この他、地域活性化や福祉施策についても意見交換され、特に高齢者や子育て世代への支援が今後の鍵となりそうだ。活動的な地域施設の整備と、視覚障害者や障がい者への支援も議論された。全体を通して、自らの地域における持続可能な社会の形成や、誰もが快適に生活できる環境作りが求められているとの認識が一致した。