令和3年11月19日、いすみ市議会第4回定例会が開催された。この定例会では、各議案に対して活発な議論が行われ、重要な決定がなされた。
議案第1号から第5号までの提案について、各委員会の委員長が報告を行った。総務常任委員会委員長の魚地展弘氏は、議案第1号及び第2号に対しては異議がないとの考えを示した。
特に、議案第4号の令和3年度いすみ市一般会計補正予算に関連しては多くの質疑があった。伐採事業に関する質問には総務課からの答弁があり、詳細な説明がされた。この案件は全て大きな関心を集め、各議案は全会一致で可決された。
次に議案第7号に関する説明があり、歳入歳出予算に1億7,596万6,000円を追加し、合計で180億7,502万7,000円に達することについて報告がなされた。また、3回目のコロナウイルスワクチン接種事業に関する予算が提案され、その必要性が強調された。
諮問第1号では、人権擁護委員の推薦について議論された。市長の太田洋氏から推薦理由が説明され、石橋雅幸氏が適任であるとの意見が示された。
また、報告第1号として事故に関わる賠償金の専決処分についても報告がなされた。賠償金は91万3,000円とされ、全額が保険でまかなわれることが伝えられた。
委員会より報告された内容に対し、議論を経て無事に議案はすべて可決された。市長の太田洋氏は、任期中の取り組みを振り返り、コロナ対策に関する感謝の意を表明した。
最後に、議会を閉じるにあたっては、感謝の言葉が述べられ、議会は円満に終了した。