令和元年11月12日、いすみ市議会第2回臨時会が開催されました。
出席議員は18名で、議長は中村松洋議員が務めました。
今回の会議では、令和元年度いすみ市一般会計補正予算が主な議題として提案されました。
この補正予算は、台風15号および19号、さらに10月の豪雨による災害復旧資金の必要性から編成されました。
市長の太田洋氏は、歳入歳出予算にそれぞれ約5億845万円を追加する内容だと説明しました。
この結果、歳入歳出の総額は174億8,191万8,000円に増加します。
具体的な歳入の構成について言及し、国庫支出金は約9,062万2,000円、県支出金は1億4,944万8,000円などとなると述べています。
歳出は、総務費652万円、民生費90万円、農林水産業費1億2,135万7,000円と続き、最も大きな金額は土木費の約2億5,495万円です。
この補正予算の背景には、災害による被害が市民生活に与える影響の大きさがあり、早急な復旧支援が求められました。
議員たちからは、この予算の必要性を認識する意見が相次ぎましたが、特に質疑は行われず、採決に進みました。
最終的に、議案第1号は出席した全議員の賛成を得て可決されました。
これにより、複数の事業に対する資金が確保され、市としての災害復旧に向けた動きが加速します。
この臨時会は、十分な議論を行うことなく終了しましたが、補正予算のスムーズな可決により、今後の支援活動が期待されています。
議長の中村松洋氏は、全ての付議事件に関しての審理が完了したことを報告し、閉会を宣言しました。