令和4年5月27日に行われたいすみ市議会第2回臨時会では、複数の議案が承認された。
この会議では、主要な議案として、議案第1号から第8号までが一括で議題に上げられた。市長の太田洋氏は、専決処分の承認を求めた。一方、議案第2号は、令和4年度の一般会計補正予算で、新型コロナウイルス対策としてのワクチン接種に関するものであった。市長によると、対象は60歳以上の市民や基礎疾患を持つ市民である。
また、今回の臨時会では、いすみ市の職員給与に関する条例改正も取り上げられた。議案第3号から第5号では、議員報酬や特別職及び一般職の職員の期末手当について、改正が提案されている。これについて、井上ひろみ議員は議案第5号に反対する立場から論陣を張った。彼は、期末手当の引下げはコロナ禍で奮闘する職員への不当な評価であり、地域経済にも悪影響を与えると指摘した。
本会議では、これらの議案に対する質疑は行われなかったが、一般質疑なしで進行されたことが確認された。議案第1号から第8号については、委員会の付託を省略し、全ての議案が賛成多数で可決された。