令和元年いすみ市議会第3回定例会が開催された。
会議では7つの条例及び 令和元年度の一般会計・特別会計補正予算に関する議案が審議された。さらに、平成30年度の決算認定も行われた。
議事日程では、最初に議案第1号から議案第7号をまとめて審議。総務常任委員会の井上栄弌議員が報告したところによれば、
議案第2号のいすみ市バス交通運行に関する条例と議案第4号の消防団条例の改正については、異議なく全会一致で採決された。
議案第5号の一般会計補正予算では、職員出退勤管理システム導入に関する委託料などの質疑が行われ、市長の太田洋市長も進捗について説明した。全体として、この補正予算案は原案通り可決された。
次に、文教厚生常任委員会の半場新一議員が議案第1号および第6号の報告を行った。こちらも全会一致の可決に至り、教育分野におけるポータブル翻訳機の購入についても具体的な人数が明らかになった。
産業建設常任委員会の久我司議員は、特に台風被害に関連する議案について質疑が多かったと述べており、被害復旧への早急な対応が求められていた。特に農林水産業に関する補正予算が必要であると強調された。
また、決算審査特別委員会の山口朋子議員からは、平成30年度決算に関する詳細報告が行われ、会計各項目の適性や効率性が評価され、会計上の過誤がないことが確認された。特に市税の不納欠損についての質疑も行われた。
最後に、議案第13号と第14号の補正予算が市長により提案され、台風15号による 피해への対応策が示された。これらも全会一致で可決され、市民生活への影響を減らすため、非常用発電機の設置が盛り込まれた。
全ての審議を終え、定例会は閉会した。会議終了後、市長は台風による被害復旧に全力を尽くす意向を示し、市議会も引き続き支援を行う考えを示した。