令和4年3月、いすみ市議会は第1回定例会を開催した。
議題には発言の取消しや各種議案、予算案の審議が含まれる。今回はいすみ市にとって重要な予算議案や条例の改正案が審議された。
議案第2号から第7号および第13号から第17号までが一括審議され、総務常任委員会の委員長である魚地展弘氏が報告した。各議案は全会一致で可決された。
特に議案第13号、令和4年度一般会計予算は162億1,000万円で、前年度比で1%減となっている。この予算は市民の生活を守るために編成され、22の重点課題が設定されている。
反対討論を行ったのは井上ひろみ議員で、コロナ禍による市民の厳しい状況を考慮し、より積極的な支援が必要と主張した。彼女は、多くの市民から寄せられた声を反映し、福祉対策や教育支援を強化する必要性に言及した。
また、財産処分に関する議案第18号も上程された。市長の太田洋氏が旧中川小学校の土地と建物を2,244万円で処分する計画を提案し、これも満場一致で可決された。
さらに、2つの新しい人権擁護委員候補者の推薦も進められ、質疑を経て同意を得た。他にも、議会委員会条例の改正案が発表され、これも承認された。
会議は、令和4年3月18日に開催され、午前10時開議となった。議長の横山正樹氏のもと、定例会は滞りなく進行し、様々な市民の要望を受け止めた内容となった。