令和4年9月6日、いすみ市議会第3回定例会が開催され、各議案が審議された。
出席議員は17名で、議長の横山正樹氏のもと、議事が進行された。
この日の重要議案には、令和4年度いすみ市一般会計補正予算が含まれており、特に公園整備や津波避難タワー整備に関する質疑が注目された。
井上ひろみ議員(13番)は、一般会計補正予算における古沢公園の遊具設置工事について質問した。
この工事は、経年劣化が指摘されている遊具の更新工事であるという。
また、津波避難タワー整備の際には、プロポーザル方式を採用した理由や想定される津波の高さについても質疑が行われた。
危機管理課長の市原正一氏は、津波避難タワーの高さが約8メートルで、浸水深2.35メートルを基に設計されていると説明した。
また、県のデータに基づき、最大15.8メートルの津波が来ることから、安心な高さだとの認識を示した。
次に、議案第6号から第10号までの令和3年度決算についても質疑が行われ、特別委員会が設置されることが決定された。
これら決算には、一般会計や水道事業会計などが含まれており、議員からの意見が交わされた。
最終的に、議案11号と12号についてもいずれも可決され、特に千葉県市町村総合事務組合に関する協議が、地方公共団体の数の増加に絡むものとして重要性を帯びている。
議事がすべて終了した後、横山議長は9月21日までの休会を発表した。
この期間中には、委員会審査が実施されることが決まった。