令和5年6月13日、いすみ市議会は第2回定例会を開催した。議会では様々な議案が審議され、さまざまな意見が交わされた。
中でも、いすみ市国民健康保険税条例の一部改正が注目を集めた。井上ひろみ議員は、「課税額が引き上げになる方と負担軽減になる方の対象人数を昨年との比較で伺いたい」と問い合わせた。この質問に対して、税務課長の新井吉光氏は、「課税額引き上げによる対象人数は92世帯、被保険者は260人」、「負担軽減に関しては、5割軽減世帯は957世帯、被保険者は1,643人、2割軽減世帯は810世帯、被保険者は1,422人」と詳細を説明した。
また、保険税の収入額についても質問があり、同課長は「課税額の引上げの影響税額は196万2,200円の増になる一方で、負担軽減による影響税額は112万2,200円減となり、最終的には84万円の増となる」と述べた。支出や収入のバランスに敏感な市民への配慮であり、議論が活発に展開された。
次に、令和5年度いすみ市一般会計補正予算が審議された。この中で、井上議員は「未熟児養育医療費の内容と対象人数について」質問を行った。それに対し、子育て支援課長の大屋雅彦氏は、今期には予想以上に対象人数が増加し、合計4名に対して予算計上が行われることを伝えた。
また、企業誘致推進に関連する予算についても質疑が行われた。副市長の上島浩一氏は、「旧千町小学校の処分に向けた不動産鑑定や登記業務の実施について」と説明し、さらなる施設の活用と地域活性化の意図を示した。
議案は順調に可決され、最後に6月14日から6月22日までの休会が決定された。本日の会議はその後、散会を迎えた。次回は6月23日、定刻より会議が予定されている。各議員の発言を通じて、市民の声が形になりつつあることが感じられる興味深い議会であった。