令和4年12月27日、いすみ市議会は第4回定例会を開き、様々な議案が審議された。
特に注目を集めたのは、過疎地域の持続的発展計画に関する議案である。
総務常任委員会の井上栄弌委員長は、計画の実施時には必ず財源措置がなされると強調した。
借り入れた過疎対策事業債の元利償還金の7割が交付税措置されることが説明され、参加議員の理解を求めた。
次に、議案第2号である固定資産税の特例に関する条例も話題に上った。
こちらも全会一致で可決され、地域経済への支援意義が話し合われた。
文教厚生常任委員会の半場新一委員長は、関連する条例改正について、質疑が行われたことを報告した。
また、議案第5号の令和4年度一般会計補正予算も大きな関心を集めた。
この予算には、市内の観光促進を目的とした実施計画が含まれているという。
市では、釣り船乗船券や宿泊券の提供が予定されており、地域活性化につながる期待が寄せられた。
議案第6号では、監査委員の選任が承認された。
市長の太田洋氏は、川嶋英之氏が適任であると提案し、議会の同意を得た。
川嶋氏は、これまでの豊富な経験を生かし、今後の監査活動に寄与することが期待されている。
最後に、閉会中の継続審査や議員派遣に関する件も順調に決議された。
この会議は、全ての議案が可決され、議事は円滑に進行した。