令和4年1月20日、いすみ市議会第1回臨時会が開催された。
この会議では、会期の決定や議案の審議が行われ、重要な審議事項として、議案第1号から議案第4号までが一括して議題となった。これに対して市長の太田洋氏が提案理由を説明し、多くの支援事業が含まれている内容であった。
特に議案第1号は、令和3年度いすみ市一般会計補正予算について、子育て世帯への臨時特別給付金事業に要する経費が含まれている。太田市長は、「新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、子供たちを力強く支援するために必要な予算措置です」と強調した。
議案第4号では、住民税非課税世帯に対して10万円の現金給付を行うことが盛り込まれており、財政課長の大家弘久氏も補足説明を行い、「長引くコロナ禍において困難に直面している市民の生活を支援するもので、受付期間は令和4年9月末日までです」と述べた。
続いて行われた議案第5号のいすみ市教育委員会委員の任命についても議論され、魚地氏が再任されることに同意が得られた。市長は魚地氏について、「教育委員会委員として適任であり、人格、識見ともに優れている」と述べ、その再任を要請した。
会議の最後には、夷隅環境衛生組合議会議員の選挙、いすみ市選挙管理委員及びその補充員の選挙が行われ、すべての事項がスムーズに進行した。このように、いすみ市議会第1回臨時会では、市民の生活を守るための重要な施策が次々と承認された。