令和3年いすみ市議会第1回定例会が開催され、重要な議案が数多く提出された。出席議員18名の全員が賛成し、議案第1号及び第2号の専決処分について承認された。
議案第1号については、その内容に対する質疑がなかったため、討論も行われずに採決され、全員賛成のもと承認された。議案第2号についても同様に、質疑なしのまま討論を終結し、採決が行われた結果、全員賛成で承認された。
次に議題に上がった議案第3号、いすみ市行政組織条例等の改正については、質疑に関する通告がなかったことから質疑なしと認定され、総務常任委員会に付託されることになった。議案第4号、職員定数条例の改正についても同様に、質疑がなかったために付託が決定した。
議案第5号の地域審議会条例の廃止に関しても、質疑は行われず、付託される運びとなった。さらには、議案第6号から第10号にわたっては、国民健康保険条例や放課後児童健全育成事業に関する基準改正などが提案され、いずれも質疑なしでの委員会付託が承認された。
第11号から第15号では、令和2年度の各特別会計補正予算について質疑なしのまま討論と採決が行われ、いずれも原案通り可決された。特に、補正予算については経済回復を促進する施策として重要視されている。
最後に、令和3年度の一般会計予算や国民健康保険特別会計予算など多くの新年度予算案が質疑を経て、各常任委員会に付託されることとなった。今後の審議に注目が集まる中、議長の横山正樹氏は、出席議員に対して会議の終了を宣告した。