令和5年9月5日、いすみ市議会第3回定例会が開かれた。
会議では、いくつかの議案が審議され、特に一般会計補正予算に関する質疑が注目を集めた。議案第3号については、浅野照久議員が質疑を行い、大原駅北駐車場の管理に関連する委託料に言及した。水産商工観光課長の荘司義弘氏は、25万3,000円の委託料が計上されていることを説明した。
荘司氏は、市内の観光や商店街を利用する購入者に無料で利用してもらうための駐車場として整備されていると述べた。駐車場管理業務として、長期業務委託契約の締結と設備設置が計画されている。具体的な内容として、春の観光シーズンに向け、精算機や満空車表示灯の設置が含まれている。
さらに、環境美化に関する要望もあり、浅野議員は近隣の民間駐車場への配慮を求めた。この議論に対して荘司氏は、市内観光客の利便性を重視し、民間業者との公平性を考えるとしている。
他の議案でも、質疑が行われたが、特に議案第4号の介護保険特別会計や議案第5号の水道事業会計については質疑がなく、それぞれ文教厚生常任委員会および産業建設常任委員会に付託された。
最終的に、決算に関する重要な議案が複数取り上げられ、特に令和4年度の一般会計歳入歳出決算の認定に関する質疑も行われた。その結果、決算審査特別委員会が設置され、各委員が選任された。
会議の最後に、9月6日から21日までの休会が決定され、議長の麻生実氏が本日の会議終了を告げた。次回の会議は9月22日を予定している。