令和2年10月20日、豊橋市議会は臨時会を開会した。
この会議では、会議録署名議員の指名を始め、重要な議案の審議が行われた。
議長の田中敏一氏が、会議の進行を務めた。
初めに佐原光一市長が、令和2年度の一般会計補正予算案についてその提案理由を説明した。今回の補正予算は、1億1,900万円の増額を求めるものであり、新型コロナウイルス感染症対策に関連した内容が多い。
市長は、「これまでに8度の補正予算を編成し、中小事業者の支援策を講じてきた」と述べ、事業継続支援を強調した。具体的には、国の家賃支援給付金が12月で終了し、その後の支援が重要であるとし、年明けからの賃料支援を示唆した。
また、商店街の活性化に向け、共通駐車券購入への支援や、国のGoTo商店街事業に漏れた店舗への助成計画についても説明した。
これに続き、感染拡大防止対策についても言及。コロナ禍における避難所開設時の課題を踏まえた新たな支援システムの開発を提案した。
質疑応答では、特に異議は無く、案はスムーズに可決された。
続いて、報告第23号についての質疑も行われたが、こちらも質疑なしで進行した。全ての問題は順調に解決し、田中敏一議長から「熱心な審議に感謝する」との発言で会議は締めくくられた。