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豊橋市議会、指定文化財の保存活用や教育環境強化を議論

豊橋市議会が開催され、指定文化財の保存活用や新年度予算、食品ロス、農業政策、教育環境について活発な議論が行われた。
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令和元年12月2日、豊橋市議会定例会が開かれ、指定文化財の保存と活用についての重要な視点が浮き彫りになった。

古池もも議員は、地方の文化財は地域の精神的支えとなるもので、その保護と活用が必要不可欠であると指摘した。その上で、本市の文化財指定について質問した。教育部長の大林利光氏は、本市は現在、有形文化財や無形民俗文化財など83件が指定されていると述べ、所有者への支援策にも触れた。さらに、文化財への関心を高めるための展覧会なども積極的に実施していると強調した。

また、星野隆輝議員は、今後の予算編成に際し、新年度の約1,379億円の歳出見込額が過去最大となる中、効率的かつ効果的な予算配分が求められていることを指摘し、消費活性化や地域貢献につなげる施策の必要性を訴えた。

さらに、沢田都史子議員は、社会的課題としての食品ロスへの取り組みについても言及。食品ロス削減推進法に基づく計画策定の重要性を強調し、地域の特性を考慮した施策が必要であると述べた。

また、農業政策に関する問題も取り上げられ、農業従事者の減少や耕作放棄地の増加が深刻な課題であるとの認識が示された。本多洋之議員は、農業労働力の確保に向けた新たな戦略や、保有するため池の適切な管理が求められると強調した。

学校教育の分野でも、くすのき特別支援学校の児童生徒数が急増し、教育環境に与える影響が懸念されている。教育部長は、現況を注視しながら適切な対応を図る考えを示した。

議会開催日
議会名令和元年12月豊橋市議会定例会
議事録
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