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豊橋市議会臨時会、給与改正案などを可決

豊橋市議会臨時会が開かれ、パートタイム職員給与改正案などが可決された。新たな議長には伊藤篤哉氏が就任した。
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令和6年5月15日、豊橋市議会は臨時会を開催した。

本会議では、議案や承認案が審議される中、豊橋市パートタイム会計年度任用職員に関する条例の改正についての議論が特に目を引いた。

総務部長の広地学氏は、改正の理由を、令和6年度の診療報酬改定に関連づけて説明。「医療職の賃上げを図るため、必要な額を報酬表に反映させることが求められる」と述べた。

また、財務部長の朽名栄治氏は、物品購入に関する契約締結の重要性を強調し、「ごみ収集車や資機材搬送車の更新は市民サービス向上に寄与する」と述べた。

さらに、議案第53号について、建設部長の山本高敬氏は、「明海大橋の工事に関する議決事項の変更が必要になった背景」を詳述し、「これにより総額が増加することとなる」と説明した。

この会議では加えて、豊橋市国民健康保険税条例の一部改正についても多くの意見が交わされた。本間部長は、税額算定に係る改正旨を説明し、「高所得世帯の負担増があるが、中間所得世帯の負担軽減になる」とし、課税限度額の引き上げの意義を強調した。

質疑応答では、土屋祐司議員が、賃上げに対する市民病院の対応を問うと、単年度だけの対応ではなく、今後の医療職員の固定給も考慮しなければならないという課題が指摘された。市民病院事務局長の河合博文氏は、「診療報酬改定により人材確保の取り組みを強化する」とし、人材の確保、育成についても触れた。

これに対し、鈴木みさ子議員は負担の公平性を問題視。「高所得者への課税基準が低所得者に影響する」との懸念を表明し、健全な保険制度を維持するための支援を訴えた。

採決では、議案等がすべて可決され、尾崎雅輝議員は東三河広域連合議会議員に選出され、議長の選挙では伊藤篤哉議員が新たに議長に選任された。また、副議長には近藤修司議員が選出された。

この会議ではなど多岐に渡る議案が議論され、各議員の発言を通じて市民のための政策が強化される方向にあると示唆される成果が見られた。今後の動向にも大いに注目したい。

議会開催日
議会名令和6年5月豊橋市議会臨時会
議事録
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