令和3年10月19日に行われた豊橋市議会の臨時会では、重要な議案が審議された。
本日の会議は午後1時から開会され、34人が出席した。最初に会議録署名議員の指名が行われ、伊藤哲朗議員と芳賀裕崇議員が指名された。
次に、会期の決定が行われ、今回は1日間の会期とすることが異議なしで決定された。
特に注目を集めたのは、議案第93号の令和3年度豊橋市一般会計補正予算である。
市長の浅井由崇氏がこの補正予算の説明を行った。総額は約4億4,827万4,000円であり、新型コロナウイルス感染症対策が中心テーマとなった。
浅井市長は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための施策として、事業者支援や公共交通事業者への助成について強調した。また、農業者に対する経済支援やIT環境整備に関する施策も示され、市民の消費活動を促進するための助成策についても説明した。特に、消費喚起を図るイベントへの助成が強調された。
その他にも、感染症対策の一環として、自宅療養者の健康観察やクラスター対策のための検査キット購入について触れられた。ワクチン接種推進に向けた準備経費の管理システム改修についても言及があった。
本案に対する審査は予算特別委員会に付託され、委員長の松崎正尚氏からの報告により、全員異議なく原案が可決されることが決定した。\n
その後、報告第28号に関する質疑も行われたが、特に質疑はなく、この報告も終了した。
臨時会は、全ての議題を終了し、午後3時38分に閉会した。向坂秀之副議長が議会活動に対する感謝の挨拶を述べ、付議された諸議案の審議が行われたことに感謝を伝えた。