令和2年12月の豊橋市議会定例会が開催され、浅井由崇市長が所信表明を行った。
市長は、11月の市長選で信任を受け、豊橋市の発展に全力を尽くすと強調した。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、市内で感染拡大が続く中、迅速な対応を求め、一丸となって市民に寄り添う必要性があると述べた。
また、市長は豊橋市の経済状況に言及し、地域振興施策を実施することで市民の生活を安定させる考えを示した。特に、産業振興や人づくりに力を入れ、魅力のあるまちづくりを進める意向を表明した。
質疑応答では、議員から新型コロナ禍における職員の疲労や苦労についての認識が問われた。
浅井市長は、職員が困難な中でも市民のために奮闘していることに高く評価を示し、今後もその手分けを強化していく方針を示した。
さらに、市は議案として職員の給与改定も提案し、特に新型コロナウイルスに伴う経済的影響を理由に、期末手当の引き下げが決定された。これにより、職員の意欲が損なわれる懸念から反対意見も上がる中、その重要性についても議論が交わされた。