令和5年5月15日に開催された豊橋市議会の臨時会では、多数の重要な議題が議論された。
初めに議長選挙が行われ、近藤喜典議員が27票を獲得し、議長に選出された。議長就任に際し、近藤議長は「円滑な議会運営ができるよう努める」と強調した。
続いて副議長選挙では、小原昌子議員が27票を得て副議長に選任され、「議長を補佐し、円滑な議会運営に努める」と述べた。これにより、豊橋市議会は新しい議長と副議長のもと、活動を開始することとなった。
その後、常任委員会委員や議会運営委員会委員の選任が行われ、各委員会の構成が整った。特に、「人づくりNo.1をめざすまちプロジェクトに関する調査特別委員会」の設置が可決され、持続可能なまちづくりに向けた調査研究が進められることになった。
また、令和5年度豊橋市一般会計補正予算(第2号)が提案され、総額1,390億5,883万4,000円を目指し、11億943万5,000円の追加が決定された。新型コロナウイルス影響下での支援策として、3万円の給付が住民税非課税世帯等に提供されることが確認された。
議案第42号から第44号までの物品購入契約に関しても議論が行われ、老朽化したごみ収集車や災害対応特殊化学消防ポンプ自動車、さらには高規格救急自動車の購入契約が承認された。これらの契約は、市民の安全と衛生を守るために不可欠なものであるとして、議会内でも賛同を得た。