令和5年8月7日、刈谷市議会の臨時会が開催され、議長及び副議長の選挙が行われた。
議長には鈴木正人議員が当選し、今後の市政運営に向けた抱負を述べた。新任の議長は「市民の負託に応えるため、全力で務めることを誓う」と強調した。
副議長には松永寿議員が選任され、議会運営の円滑化に努める意向を示した。この部分では、議会内部の議席指定や会期の決定も迅速に進められた。出席議員28名の全員一致で会期は本日1日間と決定された。
また、報告第12号として損害賠償の額を定める専決処分が説明された。この専決処分では、職員による公務中の事故が原因で、28万7,960円の損害賠償が決定された。保険により全額補填されることを明らかにした。これを受けて、議長は市民への責任ある政策運営を約束した。
さらに、監査委員選任に関しては議員間で意見が分かれた。一部議員は、議会選出の監査委員制度に疑問を呈し、そのあり方を改革すべきだと主張した。これに対して、他の議員は市議会と監査機関とのバランスを評価する意見も聞かれた。
常任委員会及び議会運営委員会の委員選任についても議論され、まず各委員が名簿の通り選任されることが確定した。
次に、刈谷知立環境組合及び衣浦東部広域連合の議会議員選挙がなされ、それぞれの議員が全員一致で選ばれた。この一連の選挙は、刈谷市政の継続的な発展に寄与する重要なステップと位置づけられる。
本日中に議事を終了し、議会は午前11時41分に閉会した。