令和2年9月11日、長門市議会定例会が開会し、様々な議題が取り上げられた。
会議は午前9時30分に始まり、議長の武田新二氏は17名の議員が出席していることを確認した。新型コロナウイルス関連の対策として、マスクの着用が義務付けられる中、発言者は体調に配慮し、マスクを外すことが許可された。
日程に沿って、まず会議録署名議員の指名が行われ、早川文乃氏と中平裕二氏が指名された。次に、会期の決定が行われ、会期は9月11日から10月5日までの25日間とすることが決定された。
第三の日程として、江原達也市長による行政報告が行われた。市長はまず台風による被害状況について言及し、台風第9号による高潮や台風第10号による避難者の発生について報告した。特に、117世帯187名が避難し、最小限の被害に留まったことが強調された。
続いて、日本航空株式会社との連携協定の締結について説明が行われた。市長は、観光振興や文化・スポーツ振興に関する五項目の連携が行われることに期待を示した。新型コロナウイルスの収束後には、新たなツーリズムの開発も計画されているとのことだ。
また、新型コロナウイルスの影響で支給された特別定額給付金の状況も報告された。本市では、対象世帯の99.7%に給付が完了しており、地域の協力が感謝されている。市は今後も災害情報の迅速な提供や防災体制の強化に取り組む意向を表明した。
日程の最後には、議案第1号から第16号までの一括上程があり、内容の説明がなされた。補正予算の総額は8億9,089万円に上り、特に新型コロナウイルス対策のための予算が多く含まれている。議案の詳細に関しても精力的な説明が行われ、会期中の議論が期待される。
次回の会議は9月15日午前9時30分に予定されている。