令和元年12月26日、長門市議会の定例会が開催された。
この会議では、令和元年度の一般会計補正予算や国民健康保険事業特別会計補正予算など多くの議案が一括して上程され、意見や質疑が交わされた。
市長の江原達也氏はボートレースチケットショップながとの設置についての行政報告を行った。設置に当たり、地元自治会からの賛成決議や周辺自治会からの要望を受け、協定を締結したと説明した。江原市長は、設置計画を容認する意向を表明した。
また、議案第1号から第25号までが審議された。議案第7号では長門市長等の給与について議論が行われた。この改正案に賛否があり、賛成派からは市民の意見を受け止めた市長の姿勢が評価されている一方で、反対派は、その必要性が不透明であり、政治的パフォーマンスに過ぎないとの見解が示された。
賛成の意見を述べた林哲也氏は、市長の給与月額20%削減が選挙公約を反映させたものであると強調した。これに対し反対意見を述べた田村哲郎氏は、市民からの反響を受けただけで根拠が薄弱だと指摘した。これに伴い多くの意見が交わされ、最終的にこの議案は可決された。
その後、意見書案第1号の国民健康保険の安定運営に関する提案が行われ、これも全会一致で可決された。