令和4年1月24日に行われた長門市議会臨時会では、令和3年度一般会計補正予算に関する重要な議題が取り上げられた。
市では、補正予算の規模は6億23万2,000円で、補正後の予算規模は234億2,457万2,000円となると発表した。江原達也市長は、特に新型コロナウイルス感染症の影響を受けた住民税非課税世帯への1世帯10万円の臨時特別給付金や、5歳から11歳までの小児に対するワクチン接種の体制構築に必要な経費が計上されていると説明した。
また、長門湯本温泉街に公衆トイレを設置するための設計に関する予算も盛り込まれている。これらの施策は、年度内の完成が難しいため、翌年度に繰り越す措置を講じているという。
予算決算常任委員会において、議案第1号の審査結果が報告され、全員一致で原案通り可決される運びとなった。委員長の吉津弘之議員は、特に新型コロナウイルス対策における接種の時期について質疑が交わされたと述べた。
長門市は、トイレ設置場所を長門湯本温泉駐車場内に選定し、清掃業務は委託されるとも明かされた。加えて、地元住民の意見吸い上げの必要性を認識しており、次回以降に活かしたい考えを示した。
会期は本日1日に限られており、議題はすべて終了し、議長の南野信郎君が閉会を宣言した。今後の長門市の行政の進展に期待が寄せられている。