令和4年3月18日、長門市議会は定例会を開催した。今回の会議では、様々な議案が議題に上がり、33日間の会期が設定されたことが報告された。
南野信郎議長が開会挨拶を行い、出席議員が18名であることを確認した後、議事は進められた。まず日程第1として、会議録署名議員として綾城美佳議員と早川文乃議員が指名された。
次に会期の決定が行われ、本定例会の期間は3月22日までの33日間とされた。事務局長の堀隆人君が会議の審議日程について説明し、各議案の質疑日程も示された。
江原達也市長が報告を行い、コロナワクチン接種状況を説明した。市長によると、現在本市では73名の感染者が確認されており、ワクチン接種率は21.15%である。これは全国平均を上回る数字であるとし、市民への理解と協力が必要であると訴えた。
続いて、議案第1号から第28号までの一括上程が行われ、議案の内容について市長から説明があった。特に令和3年度の一般会計補正予算と令和4年度の一般会計予算が重点的に取り上げられた。市長は、人口減少問題や少子化対策など地域の課題についても言及し、社会経済活動の活性化に向けた施策の重要性を強調した。
加えて、市長は新たに「しゅっさん・こそだて」を基本施策として位置づけ、子育て世帯向けの給付金創設など、少子化対策を進める意向を示した。これにより、地域経済の活性化や市民の生活の質向上を目指すとのことだ。
議案の委員会付託が行われ、その後の休会日程も説明された。次回の本会議は2月25日とされ、今後の進展が期待される。
この日の議会は、地域の振興と住民の健康に寄与する多岐にわたる施策が示され、今後の審議に注目が集まる内容となった。