令和3年12月20日、長門市議会は第4回定例会を開催し、重要な議案について審議した。
この日のメイン議題は、令和3年度一般会計補正予算の承認である。
江原達也市長が提案した議案第15号は、補正総額1億9,012万6,000円で、補正後の予算規模は228億2,434万円となった。
新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、緊急的な予算措置として、子育て世帯への現金給付を行う内容が含まれている。
具体的には、国の考えを受けて本市が行う現金支給として、子ども一人当たり10万円を一括で支給することが盛り込まれている。予算決算常任委員会の吉津弘之委員長は、これを委員全員の賛成で可決すべきものとして報告したと述べた。
また、委員会での質疑において、現金支給方針の理由について説明がされた。
理由として、クーポン券による支給では支給時期が遅れる恐れがあること、また支給対象者が利用しにくい状況が考えられることが挙げられた。
さらに、約3,800人を支給対象とし、通知文の発送は可決後に即日または翌日中に行いたいとの意向も示された。
議案の付託については、予算決算常任委員会に審査が依頼され、その後の討論及び表決が行われた。
最終的に、議案第15号は全員の賛成をもって原案通り可決された。
なお、次回本会議は12月23日午前9時30分から開催される予定である。