令和3年第2回長門市議会臨時会が10月22日、開会された。
出席議員は18名で、定足数が確認されたことから、会議が開始された。
会議では、最初に会議録署名議員が指名された。
上田啓二議員及び綾城美佳議員がそれぞれ指名された。
また本会議の会期は、本日1日と決定された。
続いて、継続審査されていた9月定例会の議案が一括上程され、様々な決算が認定された。
予算決算常任委員長、吉津弘之議員は、令和2年度の一般会計歳入歳出決算について議案第21号で報告を行った。
「市債残高は、前年度比6億6,243万9,000円の減少しており、健全な状態に向かっている」と述べた。
また、歳入の市税の未済額は、37.5%増加した要因について質問があり、執行部は新型コロナウイルスの影響によるものであると説明した。
続いて、介護保険事業特別会計や後期高齢者医療事業特別会計についての議論もなされた。
中平裕二議員からの介護保険制度についての指摘や、高齢者医療制度に対する反対意見も投じられた。
各議案の決算については、いずれも賛成多数で認定される運びとなった。
また、文教産業常任委員長の早川文乃議員は、湯本温泉事業に関する決算の認定について説明した。新型コロナウイルスの影響による収入未済額の増加が問題として指摘された。
最後に、今回上程されたすべての決算案について、議会の承認を得て、令和3年第2回長門市議会臨時会は閉会となった。
市民にとって重要な財政運営が、今後の市の発展をどう結びつけるかが注目されている。