令和5年第2回長門市議会臨時会が開会した。
本日の会議では、補正予算案が中心になっていた。
議案第1号は、令和5年度一般会計補正予算であった。江原達也市長は、梅雨前線豪雨の被災により復旧が必要な公共土木施設や農業用施設への予算措置を説明した。
補正総額は7,246万3,000円で、補正後の予算規模は216億1,581万1,000円となる。具体的には、市道7か所、河川9か所の復旧工事を計上している。
江原市長は、油谷地区の頭首工復旧や流出土砂撤去の必要経費も含まれていると述べた。また、JR美祢線が被災した影響として、「新山口駅直行便」の増便に必要な経費も計上されている。
予算決算委員長の吉津弘之議員は、予算決算常任委員会での審査報告を行った。委員からは運行費に関する質疑もあり、運行経費は1日2往復から4往復に増便するために計画されていると説明された。
また、現年農地農業用施設災害復旧についても議論された。受益者負担の考え方を含め、今後の対応に関して執行部は慎重に判断する意向を示した。
この後、議案は質疑を省略し、討論もないまま可決される運びとなった。最終的に、全ての議事が終了し会議は閉会。出席議員18名の参加によりスムーズに運営された。