令和6年第2回岩国市議会定例会が6月4日に開会した。
この会議では主要な議題として、会期の決定や各種報告の承認が行われ、特に監査報告に関しては第7号から第11号までの各報告が提出され、監査の結果について説明がされた。
監査報告内容の一つには、令和5年度第4回定期監査の結果が含まれており、報告された内容は今後の運営に影響を与える可能性があるとのこと。
続いて、議案第49号の令和6年度岩国市一般会計補正予算(第1号)の審議に移り、市長の福田良彦氏は、補正予算の概要を説明した。主な補正項目には、国の経済対策に基づく給付金や、保育士の配置に関する経費が含まれており、補正額は13億4,424万8,000円と示された。
補正後の予算規模は823億になる見込みで、これは約1.7%の増加に該当する。
この他にも、報告第11号においては市税条例の一部改正に関する専決処分の承認が求められ、議長の桑原敏幸氏は審議の速やかな進行に寄与。
また、各部門からの報告も続き、特に市民協働部長の河村憲二氏は、住民ホールにおける事故に関する専決処分の内容を詳述した。この事により、安全な施設利用の確保を改めて市としての責任と認識され、再発防止策が強調された。
また、教育委員会の議案、第57号および第58号においては、教育長の守山敏晴氏が再任されることに関し、賛否両論が交わされた。教育行政の方向性が真剣に議論される様が見受けられた。
この他にも、議案第60号の固定資産税の課税免除を含む様々な条例改正の提案がなされ、特に過疎地域の支援に向けた取り組みが進められている点が注目された。
最後に、6月5日から6月13日まで今期休会の報告が行われ、次回本会議は6月14日に再開する予定である。その間に議会への準備が進められることになり、大変多忙な日々が続くことが予想される。ということで、この日は終了とされた。