令和3年第5回岩国市議会臨時会が10月18日に開会した。
この会議では、主に公用車の事故に関する報告および、一般会計補正予算が議題となった。報告第24号と25号では、2021年7月に発生した公用車同士の事故について報告された。
保健担当部長の木原眞弓氏は、第一の事故について詳細を説明した。介護認定調査用務での移動中に追突事故を起こし、過失が100%であることが確認された。賠償金として53万1,135円の支払いで示談が成立した。
次に、建築政策担当部長の坂上政行氏は二つ目の事故を報告した。こちらは、建築住宅課の職員によるもので、相手方との過失割合は市側15%、相手方85%となり、9万8,114円の賠償で示談が成立した。
それに続き、福田良彦市長が令和3年度一般会計補正予算(第7号)について発表した。「新型コロナウイルスの影響が長期化しており、その対応策が求められている」と強調し、感染症対策や災害復旧に関する経費を多く計上していることに触れた。
具体的には、交通事業者への補助金や農業振興費、医療機関の支援が含まれている。補正予算総額は7億2,226万4,000円、予算規模は約6.5%の増となることが説明された。
今後も公用車の事故防止や市民サービスの充実を目指し、努力を続けることが表明されている。議案第106号は委員会に付託され、全会一致で可決された。最後に、会議はスムーズに進行し、全ての議題が終了した。