令和3年第6回岩国市議会臨時会が11月16日に開かれた。この臨時会では、議長及び副議長の辞職許可と新たな議長と副議長の選挙が行われた。特に、藪内会長と藤本議長の辞職後、新たな議長には桑原敏幸君が選ばれ、副議長には石原真君が選任された。
桑原敏幸君は議長に選ばれたことについて、「元来、議会と執行部は車の両輪でなければならない」と述べ、今後の岩国市の発展に向けて市民とともに努力する姿勢を示した。これに対し、副議長に選ばれた石原真君も、「議長をしっかりと補佐したい」と決意を述べた。
議長選挙は、桑原君が投票で13票を集め、藤本君を抑えて当選に至った。この選挙には、議場に出席した30名の議員が参加し、29票の有効票が投じられた。桑原議長は選挙後、市議会の進展に寄与するとの意向を強調した。
会議ではさらに、副議長にも藤重建治君の辞職が認められ、新たに石原真君が就任した。藤重君は「短い期間であったが、改革に取り組んだ」と自らの在任中の業績を振り返る一方で、今後も市議会改革の推進を願う意向を表明した。
この臨時会では、常任委員や議会運営委員の選任が行われ、それぞれの役職名が報告された。これは今後の議会運営にとって重要な方針であり、出席議員全員の同意をもって進められた。
最後に、議会運営委員会の特定事件についても申請が行われ、皆の合意を得た。これにより、今後の議会運営に向けた具体的な施策についての検討が進められる見通しである。