令和元年第2回岩国市議会定例会が開会された。
本日、議案等の審議を経て、会期が本日から6月28日までの24日間に決定した。議長の藤本 泰也氏は、会期に関する議案に異議なしとし、無事に可決されたことを確認した。
次に、監査報告が行われ、監査委員事務局長の山下 則美氏が、例月出納検査の結果や平成30年度の監査に関する報告を提出した。特に昨年の豪雨災害を受けて、業務負担が増加した職員に対して、業務の効率化や改善が求められるとの指摘があった。
これに対し、大西 明子議員は、具体的な改善策について質問し、監査委員事務局長は、各部署が協力し合って業務の効率化を図る必要性を強調した。災害時の業務継続も視野に入れた提言がなされ、全庁的な対応が不可欠であるとされている。
次に、平成30年度のさまざまな予算に関する繰越しの報告が相次いで行われた。特に、災害復旧事業や新しい教育施設整備に関する予算について、前年度からの繰越し報告がなされ、確認された。
その上で、指定管理者の指定に関する専決処分の承認を求める報告が行われ、新たに指定された指定管理者について、スムーズな運営が期待されていることが言及された。
最後に、各議案について質疑が行われ、大方の議案は質疑なしに速やかに承認された。議会運営の透明性・効率性を高めるため、定期的に状況を報告する方針が示され、議員からも支持を受けた。