令和4年第5回岩国市議会臨時会が11月15日に開催された。
議会では、新しい議長と副議長を選出する重要な選挙が行われた。議長には桑原敏幸氏、副議長には植野正則氏が選出され、両氏とも挨拶で、今後の議会及び市政運営への意気込みを語った。
桑原議長は、当選に際して「議会及び執行部が手を携え、岩国市を住みやすい町にすることを目指します」と述べ、特に市民との共生を重視する姿勢を見せた。また、植野副議長も「円滑な議会運営を実現するため、努力を惜しまない」と発言し、議会の結束を強調した。
会議日程の中で、令和4年度岩国市一般会計補正予算(第5号)についての承認が行われた。その際、福田良彦市長が補正内容を説明し、特に電力・ガス・食料品等の価格高騰に伴う緊急支援給付金に関する資金を組み入れたことを強調した。市民生活への影響を考慮した支出であることが示された。
また、この臨時会では複数の委員会メンバーも発表され、特に常任委員会及び議会運営委員会の議員が選任された。議立委員たちはそれぞれの役割に対し、責任感をもって取り組む姿勢を示した。
さらに、一般会計補正予算を含む報告や専決処分に関する議題も準備され、議事が効率よく進行する中で、市道における事故および公務上の事故に関する専決処分についても報告され、その内容は市民に影響をもたらす重要なものであった。