令和2年6月15日、岩国市議会は第3回定例会を開きました。
本議会では、新型コロナウイルス感染症対策が主な議題の一つに挙げられました。
公明党議員団の河合伸治氏は、感染症への対策に関し、検査体制の強化や新たな生活様式の重要性について質問しました。
市長の福田良彦氏は、無事に対策が進められていることを強調し、地域医療体制の整備にも言及しました。
その中で、地域外来・検査センターの設置についても言及され、検査体制の整備に向けた準備が進行していることが明らかになりました。
また、雇用安定事業の一環として国の雇用調整助成金と市独自の支援策についても議論が交わされ、今後の経済に対する支援が求められました。
この支援策として、特別定額給付金が送付され、申請が85%の人々から行われたことが報告されました。
教育委員会の施策としては、玖珂・周東総合支所統合の後も、住民サービスの安定的な提供を確保するための取り組みについて説明がありました。
最後に、農業振興作用についての議論も行われ、荒廃農地の増加に対する対応や農用地見直しの計画についても今後の方向性が示されました。
このように、議会は新型コロナウイルス感染症への対応に加え、地域の発展や経済支援についても視点を置き、様々な意見や案が提案されました。
引き続き、議会ではこれらの課題について真摯に向き合い、地域に寄与する施策を展開していく姿勢が求められています。