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昨年の補正予算撤回と新たな施策を可決

3月24日、令和3年第2回岩国市議会定例会が開催され、補正予算の撤回と新たな施策が可決された。
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令和3年第2回岩国市議会定例会が3月24日に開催され、議案や報告が審議された。

まず初めに、議長である藤本泰也氏が会議の成立を宣言し、会議録署名議員の指名が行われた。

続いて、議案第57号の撤回が議題に上がる。市長の福田良彦氏は、新型コロナウイルス感染症対応のために提案された補正予算案だったが、国の交付決定が令和3年度に跨ることから撤回されることとなった。福田市長はこの事態に対し謝罪し、今後の対策に取り組む意向を強調した。

また、経済常任委員会からの報告では、令和2年度一般会計補正予算(第7号)に関して、市の主要な施策の妥当性が確認され、可決される運びとなった。委員の中からは、「岩国和牛ブランド化対策事業費の見直し」が話題に上がり、補助金拡大に向けて質の高い牛の確保が必要であるとの意見が出された。

さらに、議案58号と59号が審議され、新型コロナウイルス検査事業に多くの予算が計上された。また、プレミアム商品券事業についても市民の消費振興策として位置づけられ、その効果を期待する意見が出た。

防災・減災に関する中間報告では、移動避難所の運営体制について各地域の意見が反映され、地域住民の協力が必要であるとの見解が示された。特に避難所における情報提供体制の整備の重要性が強調された。

最後に、議員提出議案第1号が可決され、市議会の規則改正に向けた一歩が踏み出された。育児や介護などの理由による欠席事由が明文化されることで、多様な人材の議会参画が進められることが期待されている。

今回の議会では、地域住民の意見が多数反映され、議会の透明性が向上したことが述べられ、意見を基にした政策の進展が望まれるとの関係者からの声があった。全体として、今後の岩国市の発展に向けた重要な議論がなされた。

議会開催日
議会名令和3年第2回岩国市議会定例会
議事録
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