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岩国市議会、ICT環境整備業務委託契約を可決

岩国市議会が小中学校のICT環境整備業務委託契約を可決。総額約3億8,830万円を予定している。
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令和2年第6回岩国市議会臨時会が11月16日午前10時に開会され、全30人の議員が出席した。

本会議では、まず会議録署名議員の指名が行われ、武田伊佐雄議員、重岡邦昭議員、広中英明議員が選出された。その後、会期は本日1日のみに決定され、特に異議は上がらなかった。

次の議題では、公用車の事故に関する専決処分の報告が行われた。この事故は、令和2年8月に発生し、過失が市側にあることから、損害賠償金として27万5,328円が支払われることになった。建設部長の木邉光志氏が詳細を報告し、質疑はなかった。

続いて、議案第96号である岩国市小中学校のICT環境整備業務委託契約の締結について説明された。総務部長の高田昭彦氏によると、これは教育分野におけるICTの導入を進めるもので、約3億8,830万円の契約金額でエヌ・ティ・ティ・データ・カスタマサービス株式会社中国支社と契約締結を進めていることが明らかにされた。

この議案について、議員からの質疑が活発であった。特に、輸入業者の選定方法や、価格の適正性についての質問があり、教育次長の三浦成寿氏が対応した。三浦氏は、価格の妥当性は国から示された標準工事費に基づき決定されたと説明し、プロポーザル方式が選ばれた理由として、専門的な技術力が求められるためと述べた。また、地域業者が参加しにくい条件であったのではとの指摘には、市内業者が条件を満たしていないことから、外部資源を活用する道を選んだ経緯を説明した。

質疑の後、議案は原案通り可決された。その後、常任委員や議会運営委員の選任が行われ、各委員が決定された。特に総務常任委員会の委員長は広中信夫議員、副委員長は丸茂郁生議員に決まった。

さらに、議会運営に関する特定事件の申し立ても議題に上がり、議会の運営を円滑に行うための今後の方針が示された。議会が閉会したのは午後7時54分であり、すべての案件が円滑に進行したことが強調された。

議会開催日
議会名令和2年第6回岩国市議会臨時会
議事録
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