岩国市では、中心市街地の活性化を目指し、岩国駅西口に図書館機能を核とした複合施設を計画している。市は議事日程で示された通り、再開発事業を進めており、地域住民からの要望に応える形で、図書館機能を重要視した新たな施設の整備を進める方針である。具体的には、岩国市の民間準備組合が進める事業に基づき、令和3年度中に基本計画を策定し、令和9年度の完成を目指している。
市民満足度調査によると、国際交流の推進に対する満足度が低下していることが課題とされている。文化スポーツ担当部長は、市民一人一人が国際交流の重要性を理解し、様々な事業を通じて市民が国際感覚を養う取り組みを模索していることを伝えた。特に、日本語教室や文化交流イベントを通じて、外国人住民との共生を目指し、さらなる理解促進を図っている。
PTAからの陳情書については、各学校の要望に応じて丁寧に対応しているが、達成率が相対的に低いことにも触れられた。教育次長は、過去3年間の陳情内容には、特に特定の案件での成功事例もあったが、それに対する回答や実現に向けた積極性が不足していることを課題としている。
不登校児童の現状については、調査結果があり、無気力や対人不安が要因とされている。これに対し、自立学習応援プログラムを導入し、ICTを活用して学習支援を行う見込みである。また、装港小学校とその関連施策についても進展中であり、地域住民の意向を大切にした対応を心がけている。
このように、岩国市では中心市街地活性化を進めながら、市民一人一人のニーズに応える形で、教職員や地域住民との意見交換を重視し、様々な課題に取り組む姿勢を見せている。