令和5年第2回印南町議会定例会が開催された。
本会議では、会期や諸報告、議案に関する重要な内容が報告された。
特に、堀口議長が特別功労者表彰を受けたことが際立った。これに対し、堀口議長は「皆さんのおかげ」と感謝の意を表明した。
町長は先日の台風2号に伴う危機管理対策を強調。記録的豪雨による冠水被害があったことを報告し、役場に災害警戒対策本部を設置したと述べた。
その中で、避難指示が発令されたことにも触れ、自然災害に備える必要性を再確認している。
続いて、新型コロナウイルス感染症対策について説明。先月、ウイルスが5類に位置づけられたことで、新しい段階に進んだ。町では6月10日、11日、17日に高齢者向けの集団接種を実施予定である。
職員の人事管理についても議論があり、3名の退職と3名の新規採用があったことを報告。平均年齢や経験年数が若く、新たな組織の体制強化を目指すとした。
物価高騰対策として、印南町では生活支援給付金事業を展開。6月12日に案内文を発送し、各世帯への支給が予定されている。この取り組みは、町民の生活を守るための重要な施策として位置付けられている。
また、議案第35号から第40号について膨大な議題が提案されており、町道上野山線の改良や中学校統合事業の進捗などにも期待が寄せられている。特に中学校の用地取得が完了したことは、地域の教育環境における重要な進展とされている。
令和4年度の決算についても報告され、一般会計が黒字決算であることが強調され、将来に向けた財政基盤の強化が重要視されている。これに加え、税務分野では森林環境税の新たな税導入にも言及された。
印南町では、町の発展に向けてさまざまな施策を着実に進めていることが明らかにされた。