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印南町税条例改正、森林環境税の導入を決定

印南町議会は税条例改正を行い、森林環境税を導入することを決定した。従来の制度と合わせると町民の負担は変わらない見通し。
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令和5年6月に開催された印南町議会定例会では、税条例の改正や工事請負契約の議案が審議され、重要な決定がなされました。特に印南町税条例の一部改正に関する議案第35号は、森林環境税を新たに導入する内容でした。

印南町税条例の改正に関する説明では、税務課長が「森林環境税及び森林環境譲与税を導入し、これに伴う納税通知書の変更を行う。」と述べました。この改正は、令和5年7月1日より施行され、軽自動車に、新たに特定小型原動機付自転車として登録される電動キックボードの規定も含まれます。

また、榎本一平議員からの質疑では、森林環境譲与税の配分についての疑問や、人口による配分基準の不公平感が指摘されました。榎本議員は「人工林が多い地域に、より多くの税が配分されるべきだ」と主張しました。この点に対し、税務課長は「配分基準の見直しが必要」と認識を示しました。

さらに、議案第36号と第37号では、切目橋架替工事や町道上野山線道路改良工事の請負契約についても議論されました。建設課長が「切目橋架替工事は、契約金額4億2,021万円で、工事は令和6年3月25日までに完了予定」と述べ、進捗状況を確認しました。また、上野山線道路改良工事についても、同様に請負契約が承認されました。

令和5年度一般会計補正予算については、6月2日の豪雨による影響を受けた農地や道路の復旧に関する補正予算が提案され、審議されました。この中で、農地等災害復旧支援事業補助金として500万円が計上され、350平米のモルタル吹きつけ工事が進められる見込みです。

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議会名令和5年6月印南町議会定例会
議事録
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