令和4年度印南町議会定例会が開かれ、各議案が審議された。
議事では、まず「印南町介護保険条例の一部改正について」提案され、住民福祉課長が説明を行った。この改正は、新型コロナウイルス感染症の影響により収入減少が見込まれる世帯に対する保険料の減免措置を令和5年3月31日まで延長するものである。議案は質疑・討論無く承認され、原案通り可決された。
次に「印南町議会委員会条例の一部改正について」が議題となった。榎本一平議員が趣旨説明を行い、オンライン開催を可能とする特例の必要性が説明された。各議員から意見はなく、こちらも原案通り可決された。
最後に「令和4年度印南町一般会計予算について」が説明された。総務課長が予算総額65億214万8,000円とし、過去年度比7億5,696万8,000円の増額と説明した。公共施設の高台整備や統合中学校の建設などが主な内容であり、各種福祉や地域振興に必要な施策が盛り込まれていることが強調された。質疑や討論無く可決される運びとなった。
本議会は18日から21日までを休会とし、再度の審議が行われる予定である。この会議を通じて、議員たちは町民の福祉や安全を守るための施策を、懸命に検討していることが示された。