令和5年度第3回印南町議会定例会が開会された。
出席議員は12名で、会期は本日から9月14日までの8日間と決定された。議会の運営および各常任委員会の委員選任も無事に進められた。議長の皆さん、おはようございますとの挨拶から始まり、スムーズに議事は進行した。
各常任委員会の選任が行われ、総務産建常任委員には木村栄一氏、文教厚生常任委員には中島洋氏などが選任された。また、議会運営委員会の委員も選任され、福祉や教育など多岐にわたる重要な議題が議論されていくこととなる。
会議では町長が冒頭から挨拶を行い、本年9月1日の防災の日や今後の秋祭りについて言及した。町長は「災害に備えよ、常に」をスローガンに掲げ、特に南海トラフ地震に対する危機感を強調し、郷土の安全に向けた意欲を示した。
新型コロナウイルスについても言及し、ワクチン接種の重要性が示され、9月20日から開始される接種についても周知されている。町民に対してスムーズな接種対応を行うことの重要性が再度強調された。
特に、アピアランスケア支援事業についても説明があった。がん治療の副作用に対応するための事業で、がん患者が安心して生活できる環境を目指す施策であると述べられた。これは地域共生社会の実現に資する重要な取り組みだ。
9月18日の敬老会の実施についても報告され、約1619名が対象で時期を迎えた。高齢者に感謝し、敬老の日の意義を深める行事となることが期待されている。
また、物価高騰の影響を受け、町内事業者支援のために印南3店舗スタンプラリーを実施する方針が示され、地域経済の活性化を図る取り組みも行われる。このように、多種多様な議題が展開される定例会となる。
議案第42号から49号までの一括上程が行われ、今後の詳細説明が期待される。町政の進捗について各議員から審議され、理解を得ることが求められる。今後の議論によって町内の課題を解決していくために、町議会が一体となって取り組む姿勢が求められる。