令和元年第2回印南町議会臨時会が開かれた。
出席議員は10名であり、議長は台風19号及び21号による甚大な被害について哀悼の意を表した。今回の会議では、会期が本日の1日間と決定された。
日程には、工事請負契約の変更に関するいくつかの議案が含まれていた。議案第61号では、消費税改正に伴う契約金額の変更が求められた。元契約金額は8,100万円から8,250万円に変更され、契約の相手は中平建設株式会社、代表取締役は中平孝治氏である。この変更の理由として、建設課長は「消費税法等の一部改正による影響です」と述べた。
議案第62号においても、同様に消費税に基づく契約金額の変更が行われ、契約金額は6,581万3,040円から6,703万1,800円に増額された。契約相手は株式会社第一テック印南支店、支店長は天倉嘉久氏とされている。市議会では、これらの変更について特に異議なく進められた。
議案第63号から議案第65号も、同じく消費税に起因する契約の金額変更が説明され、特に議案第64号では元契約金額が7,104万5,640円から7,236万1,300円に変更され、相手方は有限会社新紀建設で代表取締役は竹村寧倶氏だとのことだ。
議案第66号では、令和元年度印南町一般会計補正予算の手続きが進められ、歳入歳出それぞれに6,691万3,000円が追加され、総額は55億4,309万5,000円となる。
この補正は台風10号による災害復旧費用に関するもので、農地や林道、道路などが対象とされている。具体的には、農地が7件、林道が2件、道路が3件など合計20件の災害復旧が見込まれている。
議会は、閉会中の継続調査の申し出を承認し、本日の会議を終了した。