印南町第3回議会が開会した。議会では各議題が円滑に処理され、重要な報告が相次いだ。
特に堀口晴生議長が近畿府県町村議会議長会会長としての功績が称えられ、感謝状が贈呈されたことが印象的であった。この賞は、堀口議長の努力が地方自治の振興に寄与したことによるもので、議会メンバーからも拍手が送られた。
また、町長の所信表明も行われ、特に新型コロナウイルス感染症への対策が順次報告された。町長は、現段階でのワクチン接種率が上昇しているとし、具体的には12歳以上の対象者7,460人に対し、1回目の接種完了が6,325人であると述べた。
町長はさらに、夏の大雨災害による被害を懸念し、具体的な対策を徹底する考えを示した。特に、子どもたちの衛生管理に注力し、コロナの影響を受けた幼児教育施設への支援が行われることを強調した。
このような感染状況の中で、町内では印南町商工会が実施しているスタンプラリー支援など、事業者の支援策が打ち出された。町長は、これを通じて地域経済を活性化し、町民の安心と希望を持続的に提供する考えを示している。
最後に、議案の提案があり、特に過疎地域持続的発展計画の策定に関する意見が集まり注目された。また、職員採用試験の具体的な日程も発表され、町行政に新たな資質を持つ人材を求めていることが示された。