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印南町議会が定例会開催、盗撮問題に言及

印南町議会が令和元年第3回定例会を開会。盗撮事件についての町長の謝罪があり、会期や副議長選任も決定。
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令和元年第3回印南町議会定例会が9月に開催された。

議会では、会期の決定及び副議長の選任が主な議題となった。

議会の会期は本日から9月20日までの9日間と決定され、全議員が了承した。また、玉置克彦氏が副議長に選出され、就任挨拶を行った。

町長は冒頭に、町立稲原小学校の盗撮事件を受けて謝罪し、教育行政に対する町民の信頼回復に努めることを誓った。町長は、この事案の捜査中であることを受け、厳正に対処するよう県教育委員会に求めると述べた。

次に、職員採用試験について町長は、8月に受験の申込を行った結果、15名が応募したことを報告した。月末には第1次試験を実施し、来月末には第2次試験が行われる予定である。優秀な人材を確保すること、入庁後の研修も重要であると強調した。

さらに、印南町の計画についても議論された。特に、令和2年度に更新期限を迎える印南町長期総合計画とまち・ひと・しごと総合戦略の策定について、年内に住民アンケートを行う旨が報告され、町の発展に向けて協働の意義が訴えられた。

教育分野においては、全国学力・学習状況調査の結果が示され、特に印南町の中学校が全国平均を上回る成績を記録したことが報告された。町長は地域の教育の重要性を強調し、さらなる向上を目指す姿勢を示した。

防災対策についても重要な議題となり、9月1日の「防災の日」を機に行ったドローンを活用した防災訓練について報告された。これにより町の防災対策の効果が確認され、今後の訓練の実施が期待されている。

また、ふるさと納税に関する法改正が取り上げられ、町としての運用改善が求められた。返礼品の見直しや、プレミアム付商品券事業の実施についても触れられ、地域活性化策としての意義が強調された。

最後に、議案の提案が行われ、印南町未来投資基金条例の制定や災害弔慰金支給に関する条例の改正等が提示された。各議案は審議の上、可決が期待されている。

議会開催日
議会名令和元年第3回印南町議会定例会
議事録
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