令和2年12月25日、令和元年度小笠原村議会の定例会が開かれた。
本日の会議では、令和元年度各会計歳入歳出決算の認定に関する議題が中心に扱われた。
接続する各議員からの質疑はなく、認定に関する一括議題は順調に進行した。
認定第1号から第9号までの決算は、決算特別委員会からの厳正な審査を経て高評価を受けた。
決算について、委員長の杉田一男氏は、「昨年度に引き続き、実質公債費比率が下がっている」と報告。
また、今後の大規模施設の整備に向けて慎重な財政管理が求められていることを強調した。
さらに、外来種や農業、公衆衛生など複数の課題が指摘された。
特にネズミの問題については、生息地が広がっているという深刻な現状が確認され、村全体での取り組みが呼びかけられた。
これに対して、村長の森下一男氏は認定された決算に感謝し、執行部として適切な予算執行を心がけることを表明した。
今後も、財政運営に努める意向を示し、議会と共に村民へのサービス向上を目指す姿勢が確認された。
最後に、各種委員会からの継続調査の申出があり、その件も異議なく承認され、定例会は締めくくられた。