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小笠原村、令和6年度予算案を可決

小笠原村議会は3月19日に令和6年度予算案を可決。公共施設整備計画や一般会計補正予算が承認された。
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令和6年度小笠原村予算案が可決された。

3月19日に開催された令和6年第1回小笠原村議会定例会では、予算案に関する重要な決定が行われた。村の財政運営や公共施設整備への影響が大きいことから、議員たちの注目が集まった。

まず、令和5年度小笠原村一般会計補正予算について、村長の渋谷正昭氏が詳細を説明した。この補正予算は、歳入のみの補正であり、特に児童福祉施設整備債の増加が目立った。児童福祉施設整備債は1億円の増となり、道路整備債も540万円の増となる。財政課長の牛島康博氏は、全体としての歳入合計が62億1,825万5,000円であることを告げた。質疑の結果、議案第28号は原案通り可決され、議会の支持を得た。

続いて、公共施設の整備計画に関する議案、第13号が上程された。渋谷村長は、父島及び母島の辺地にかかる公共的施設の総合整備計画の改訂案について説明。この計画は、住民にとって必須のインフラ整備を目指し、公共衛生や福祉の改善が見込まれる。財政課長の牛島氏は8ページにわたる計画を詳細に述べ、特にし尿処理施設への投資が意義深いと強調した。議会では質疑がなく、こちらも原案通り可決された。

さらに、令和6年度小笠原村一般会計予算案や、健康保険・水道事業などに関する予算案が一括で議題に上がった。委員長の安藤重行氏が報告した内容に基づき、自然環境の保全や産業振興、また教育の充実に向けた施策が大いに議論された。その結果、提出された8件の議案が一括して可決された。これは、村民の生活環境の充実と安全に向けた重要な一歩と認識されている。

議会開催日
議会名令和6年第1回小笠原村議会定例会
議事録
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