令和4年3月18日、小笠原村議会定例会が開催された。 議会では、令和4年度の予算案を中心に様々な議題が討議された。
最初に、令和4年度小笠原村一般会計予算（案）が可決され、次いで国民健康保険特別会計予算、簡易水道事業特別会計予算など、合計9件の予算が一括で審議され、すべて原案の通り可決された。
予算特別委員長の築舘俊一氏は、行政課題対応の必要性を強調し、「村民の安心・安全を確保するため、慎重な財政運営が求められる」と述べた。また、今後の整備事業に対しても言及し、子供たちのための確実な整備を進めることが求められた。
議会では、令和4年度後期高齢者医療特別会計予算（案）も確認され、「各区市町村の一般財源からの費用負担が必要で、変更規約が適用される」との説明があった。
次に、議案第21号の小笠原村における公共的施設の総合整備計画（令和2年度～令和4年度）についても提案され、議会上で質疑はなく賛成を得て可決された。
最後に、議会運営委員会による閉会中の継続調査が提案され、異議なしで承認された。 これにより、今後の調査活動が続くことが確認された。
議会は、全ての議題を終了し、体制の整備や財政健全化に向けた重要な一歩を踏み出した。